医療施設

淀川キリスト教病院
所在地大阪市東淀川区柴島1-1-1101_淀川キリスト教病院
構造RC造 地上9階 塔屋1階
延床面積49,225.96m2
竣工年月平成24年5月
淀川キリスト教病院の設計方針は、設計理念である魅力あふれる病院「Attractive Hospital」を実現する為、魅力的な医療の提供できる機能的で安心・安全な病院づくり(確かな医療提供ができる病院・安心・安全な病院)、魅力あふれる空間づくり(癒しの病院、働きがいのある病院)、地域に貢献し、使い続けられる病院(健全経営に寄与する病院・環境に配慮した病院)の設計方針で計画されました。
各設備方式は、特別高圧2回線受電 予備電源としてガスタービン発電機、蓄電池設備、無停電装置(並列非冗長)、給水方式はポンプ直送方式、給湯設備は中央式、個別式(電気温水器)の併用、熱源としてターボ冷凍機、ガス炊き貫流ボイラー、空冷ヒートポンプモジュールチラーを設置しています。
小笠原複合施設(小笠原村診療所・老人ホーム太陽の郷)
所在地東京都小笠原村父島01_小笠原複合施設
構造RC造 地上2階
延床面積2,280.14m2
竣工年月平成22年3月
本施設は、老朽化した診療所の建替えと今まで未整備であった高齢者介護施設の新設を目的として、本土から約1,000km離れた東京都小笠原村父島に建設された村立の複合施設である。
全ての島民の日常的な医療行為と、きめ細かな介護サービスを目指して、“明るく安心感をもって診察を受けられる診療所”と、“我が家のように落ち着いて居住できる介護ホーム”を基本コンセプトとて設計を行った。将来的に内部機能の変化や老朽化による大規模な改修に対し、フレキシブルに対応が可能な「スケルトン・インフィル手法」を採用している。
電気設備は、高圧6.6kVの1回線受電、変圧器650kVA、非常用発電機475kVA(新設375kVA+既設100kVA)とし、屋根には太陽光発電設備50kWを設置した。
照明設備は、Hfインバーター器具、人感センサー、プログラムタイマーの採用により省エネ対応とした。ナースコールは、病室・便所・居室・浴室等からスタッフステーションへの呼出し及び通話が可能であり、また、スタッフの迅速な対応と省力化に配慮して構内PHSとも連動させている。
空調設備は、空冷ヒートポンプマルチエアコンを設置し、スタッフステーションにおいて集中管理制御を行っている。換気方法は、隔離用病室については前室を含め、オールフレッシュ方式を採用している。その他の居室は、全熱交換器及び換気扇等により対応している。
給水設備は、上水(飲料水)及び中水(洗浄水、屋外機洗浄等)を系統別で供給し、中水は地下ピットの雨水貯留槽に雨水を貯留して再利用している。補給水は、上水にて対応している。
施設内にマシンルームレスエレベーターを2基(寝台用(車いす仕様)、乗用(車いす仕様))を設置している。
滋賀医科大学医学部付属病院中央診療棟
所在地滋賀県大津市01_滋賀医科大学医学部付属病院中央診療棟
構造RC造 地上3階
延床面積3,200m2
竣工年月平成21年08月
この建物は、中央診療棟改修の一環として増築された中央診療棟(新手術棟)で、中央材料部(1階)、医局(2階)、手術室部(3階)により構成されている。
電気設備は、既設棟から常用予備2回線で受電し、片側系統ずつ安全に点検できるよう母線連絡用遮断器を設置している。なお、変圧器は高効率モールド型を採用した。照明は、Hf蛍光灯を採用し省エネルギーに配慮した。
空調設備は、中央材料部及び医局を空冷マルチパッケージ形空気調和機による個別空調方式とし、中央材料部の既滅菌エリアについては、病院用クリーンエアコン(HEPAフィルター組込み)により清浄度の維持を図っているほか、外気処理空気調和機を設け室内圧力を制御している。
手術部門は、空冷ブラインチラーによる冷水及び既設エネルギーセンターからの温水を熱源とし、手術室は、直膨コイル付きファンフィルターユニットを設置し、個別に温度制御している。
給水及び給湯設備は、既設建物より供給を受ける方式としている。
愛媛大学(重信)中央診療棟
所在地愛媛県東温市01_愛媛大学中央診療棟
構造S造 地上3階
延床面積2,191m2
竣工年月平成21年3月
既存の中央診療棟の南西に増築されたこの建物は、1階に抗加齢センター・人間ドック、2階に小児病棟、3階には清浄度クラス1000の手術室が設置されています。
電気設備は、既設電気室より病院一般系・OP系・非常用系及びUPS系に分けて各盤に給電し、各階の照明設備は、フル2線式を採用し、将来における間仕切やレイアウト変更に対応しうるシステムとしている。
空調設備は、CO2排出量の削減を目標に、電気式ヒートポンプパッケージエアコンによる個別空調方式とし、1・2階の換気設備には全熱交換器を設置し、給湯設備はエコ給湯器としている。
台東区立台東病院・老人保健施設
所在地東京都台東区千束三丁目01_台東区立台東病院
構造RC造 地下1階 地上8階
延床面積17,328m2
竣工年月平成20年12月
この建物は、病床数120床(一般病床40床、介護療養病床80床)、外来診療7科の病院施設と、入所定員150床(一般100床、認知症50床)、通所リハビリテーション40人/日の老人保健施設、並びに在宅介護支援センターからなる近年多くみられる老人保健施設主体の病院である。
電気設備は、災害時でも病院機能(非常用負荷設備・保安負荷設備含む)が保持できるように非常用電源設備は72時間対応の発電機を設置した。また、常用発電設備は、マイクロコージェネレーション設備と太陽光発電設備を設置し、災害時の保安負荷に供給できるシステムとした。
空調設備は、「病院空調設備の設計・管理指針」に基づいて設計した。外来診療エリアは標準形及び氷蓄熱形空冷ヒートポンプチラーの組み合わせによる中央熱源方式、病室エリアはガスヒートポンプマルチパッケージによる個別空調方式を採用し、信頼性、安全性、経済性、保守性及び更新性の高い設備システムとしている。手術室は、電気式ヒートポンプパッケージを単独設置し、非常時においても信頼性・安全性の高いシステムとした。
大阪大学(歯病)先端口腔総合診療棟・口腔科学研究棟
所在地大阪府吹田市山田丘01_大阪大学歯病
構造RC造 地下1階 地上4階
RC造 地下1階 地上5階
延床面積4,730m2
5,780m2
竣工年月平成19年3月
この建物は、既存の歯学部及び附属病院に研究棟・診療棟を増設し、設備は環境に配慮し快適な室内環境・省エネを基本としている。
電気設備は適所にケーブルラックを設置し管理・運営が容易でフレキシビリティー対応を行い、照明制御、高効率機器、エコケーブル等を採用することにより、環境に配慮した設備としている。
空調設備は、手術室、病室、動物飼育室、RI管理区域等をそれぞれの室の使用用途により空気清浄度・汚染度・院内感染対策等に留意している。手術室系統は空調動力低減と各室の単独運転、制御を考慮して空冷パッケージ+HEPA吹出ユニット+外気処理空調機により清浄度の確保・手術室の室圧管理及び負荷対応を行っている。
医療法人誠心会 あさひの丘病院
所在地神奈川県横浜市01_あさひの丘病院
構造RC造 地下1階 地上3階
延床面積9,387m2
竣工年月平成19年1月
高低差のある敷地を活かした2棟構成は、フロア毎および棟毎の明快なゾーニングによって計画されている。デイコーナーを複数設け、1床室・4床室・特別室の多様な病室形態を用意し、屋上広場、ガーデンテラス、光庭等を設けて、癒しと安らぎの空間となるよう配慮している。
電気設備は、高圧6.6kVの1回線受電、変圧器1,825kVA、非常用発電機220kVAを設置。照明はHfインバーター器具、人感センサー、ハイブリッドタワー(太陽光+風力による外灯)の採用により省エネ対応とし、ナースコールはデジタル方式、セーフティモニター付を採用した。
空調設備は、全て個別空冷ヒートポンプユニット(冷暖同時)を設置し、ナースセンターにおいて集中管理を行っている。換気方式は、院内感染を防ぐためにオールフレッシュ方式を採用し、各階に設置した外調機(空冷ヒ-トポンプ方式)にて給気を行い、各室より単独の排風機によって排気している。
給水設備は、受水槽+加圧給水ユニット方式とし、水の貯留を出来る限り少なくすることにより、水質の劣化を防いでいる。
熊本大学医学部付属病院中央診療棟
所在地熊本県熊本市01_熊本大学医学部付属病院中央診療棟
構造SRC造 地下1階 地上7階
延床面積23,791m2
竣工年月平成18年10月
この建物は、熊本大学医学部付属病院の敷地内に既存の病棟・外来棟の診療部門を集約し総合的運営の円滑化及び高度先進医療の充実を目的として建設された中央診療棟である。低層部は放射線部・救急外来・光学医療部、中層部は診療検査部・中央材料部、上層部は手術部・研修センターより構成されている。
電気設備は、既設特別高圧66kVの2回線受電(常用・予備)より6.6kVに変圧し、常用・予備回路を中央診療棟4階電気室(中層部~上層部)及び地下1階電気室(低層部)に供給している。
空調設備は、既設設備管理棟より供給される蒸気を利用した吸収式冷凍機を主とし、補助熱源として空冷チラーを設置している。給水設備はすべて市水より供給し、感染系排水は滅菌処理を行い公共下水へ放流している。
KKR札幌医療センター
所在地北海道札幌市01_KKR札幌医療センター
構造RC造 一部S造
地下1階、地上8階
延床面積29,221m2
竣工年月平成18年5月
この建物は、札幌市内にある2つの病院を統合した450床からなる病院である。
電気設備は、災害時においても病院の機能が保持できるように非常用電源設備として72時間対応の発電機を設置し、非常用負荷設備・保安負荷設備においても病院の機能が保持できるようにして、地域医療の中核病院としての役目を果たしている。
空調設備は、冷熱源と温熱源が単独に24時間供給可能なシステムとし、信頼性、安全性、経済性、保守管理及び更新性の高い設備システムとしている。空調システムは「病院空調設備の設計・管理指針」に基づいて設計し、特に手術室は熱源、空調機とも単独とし非常時においても信頼性・安全性の高いシステムを採用した。