ZEB支援
ZEB支援にむけて

弊社は、ZEBプランナーとして、ZEB化コンサル、ZEB設計(設備設計)を行います。
また、2025年度に自社受注のうちZEBが占める受注目標を50%以上を目指します。
※ただし、ZEBプランナー評価制度に準じ、設備設計の受注件数は除外します。

【実績】
令和4年度(2022年度)の受注実績は以下の通りです。
・300m2未満:1件
・2,000m2未満:3件
・2,000m2以上:6件
また、現在ZEB設計(設備設計)、ZEB化コンサルティングを複数実施中です。

ZEBとは?

ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング(Net Zero Energy Building)の略で、省エネエネルギー、再生可能エネルギー・未利用エネルギーの活用、面的利用などによりエネルギーを自給自足し化石燃料等の消費を(概ね)ゼロにする建築物です。

ZEBの定義

ZEBは以下の3つに分類されます。

ZEBの判断基準

ZEBの分類の判断基準は下記表の通りです。

省エネ建築等プランニング実績
東京大学生産技術研究所附属千葉実験所 研究実験等Ⅰ
所在地千葉県柏市東京大学生産技術研究所附属千葉実験所 研究実験等Ⅰ(写真 鈴木 豊)
構造RC造・一部S造
延床面積8,410m2
竣工年月平成28年12月
千葉県千葉市にあった東京大学生産技術研究所附属千葉実験所の実証実験機能を、千葉県柏市にある東京大学柏キャンパス内に機能移転するため整備された実験施設である。建物中央部には、大空間実験エリアを配置し、その大空間を挟んで南北側には、RC3層構造の個室研究室群を配置する特徴的な造りとなっている。照明設備、空調設備を中心に省エネ設備を設け、BEI0.85となる省エネ設計の建築物である。
電気設備に関して、大容量の電力を必要とする実験機器が多数あり、配線ルートに制限もあるため電気室を2箇所に設けて電源供給している。照明設備には、外構照明含め全てにLED照明を採用し、リモコン制御、人感センサー等を取り入れ省エネルギー化を図っている。また、集中検針設備により実験エリアや研究室毎に電力使用を計測し、目標使用電力に近づくと予想されるとデマンド警報を発生させ、節電を促す仕様としている。
空調設備に関しては、空間全体の冷暖房は行わずデリベントファン等により室内の快適性および省エネルギー性を確保する仕様としている。個別研究室には、高効率マルチパッケージ形空調方式を採用し省エネ化も行っている。室内機の仕様を部屋の用途・形状により変え、建築意匠との調和を図っている。
給排水設備に関しては、給水管を共用廊下の下部に設けたトレンチをメインルートとし、一部を除き全面GRC(ガラス繊維補強セメント)製を採用することで、点検の容易性を確保した。排水設備は、実験排水を除いた汚水・雑排水等を屋外で合流させる方式とし、実験排水に関しては専用桝を設けpH値を監視し異常値が検出された場合には排水しないよう配慮している。
ZEBに関するお問合わせ先

総合設備コンサルタント 環境・エネルギーソリューション部
Tel:03-5453-3057
E-mail:enecon@socon.co.jp